レンタルサーバー選びで「結局、一番無難なのはどれか」と聞かれたら、実績の数字で答えるならエックスサーバーです。公式サイトによると、国内シェアNo.1、導入企業25万社、運用サイト数250万件、稼働率99.99%以上という規模で運用されています。この記事では、エックスサーバーでWordPressブログを始める手順と料金を、公式サイトの一次情報ベースで解説します。ConoHa WINGなど他社と比較検討中の人向けの判断材料も最後にまとめます。
料金とプランを公式表記で確認する
個人ブログで検討対象になるのは、実質的にスタンダードプラン1択です。上位プランとの違いを見れば理由がわかります。

- スタンダード: 月額990円〜、NVMe SSD 500GB
- プレミアム: 月額1,980円〜、NVMe SSD 600GB
- XServerビジネス: 月額3,762円〜、SSD 700GB〜
個人ブログでSSD 500GBを使い切ることはまずありません。スタンダードで始めて、必要になったら上位に変える判断で問題ありません。初期費用は無料です。また、時期によってキャッシュバック等のキャンペーンが実施されており、取得時点(2026年7月)では最大半額キャッシュバック(8月4日まで)が案内されていました。キャンペーンは期限と条件が変わるため、申込み前に必ずエックスサーバー公式サイトで現在の条件を確認してください。
費用を下げる2つの仕組み
表面の月額以外に、総額を下げる仕組みが2つあります。
1つ目は独自ドメイン最大2つ永久無料の特典です。.comや.jpなどの対象ドメインが、サーバー契約中はずっと無料になります。ドメイン代は通常年1,000〜2,000円程度かかり続ける固定費なので、ブログを何年も続けるほど効いてきます。2つ無料なので、メインブログと2つ目のサイトを両方カバーできる点も実用的です。
2つ目は10日間の無料お試しです。契約前に管理画面の操作感やサーバーパネルの使い勝手を確認できます。お試し期間中に「WordPressをインストールして記事を1本書いてみる」ところまでやると、本契約後の作業がほぼゼロになります。お試しから本契約への切り替え条件や、特典ドメインの取得タイミングなどの細かい仕様は変わることがあるため、お試し開始時に公式ヘルプで確認しておくと安心です。お試し期間は、ドメイン名の候補をじっくり考える期間としても使えます。
申し込みからブログ開設までの手順
実際の流れは次の5段階です。作業時間は合計1〜2時間が目安です。
- 公式サイトから申し込み、10日間無料お試しを開始する(メールアドレスが必要)
- プランを選ぶ(個人ブログはスタンダード)
- 無料特典で独自ドメインを取得・設定する
- WordPressをインストールする(管理画面から数クリック)
- 無料独自SSLを有効化し、httpsでの表示を確認する
他社サーバーですでにブログを運営している場合は、「WordPress簡単移行」機能で移転できます。移転を自力でやると、データベースのエクスポートやドメイン切り替えなどつまずきどころが多いため、この機能の有無は乗り換え組には重要です(⇒エックスサーバーの料金と申込み条件を確認する
)。
手順の中で判断が必要なのは、実質的にドメイン名の決定だけです。ドメイン名は後から変更するとSEO評価がリセットされるため、ここだけは数分でも考える価値があります。逆に、プラン選択やSSL設定は迷う余地がほぼなく、画面の案内どおりに進めれば完了します。「サーバー契約は難しそう」というイメージで先延ばしにしている人ほど、実際にやってみると拍子抜けするはずです。
なお、開設直後にやるべきことはサーバー設定の作り込みではなく、記事を書き始めることです。表示速度の細かいチューニングは、記事が増えてアクセスが付いてから着手しても遅くありません。
ConoHa WINGなど他社サーバーとの比較
当サイトで各社の公式ページを確認した範囲では、レンタルサーバーの料金は「通常月額」「長期契約割引」「期間限定キャンペーン」の3層になっており、どの層の数字で比較するかで結論が変わります。エックスサーバーの990円〜は通常表記で、キャンペーン適用時はさらに下がる一方、ConoHa WINGは36ヶ月契約659円/月のような長期割引前提の表記が中心です。比較するときは「同じ契約期間・キャンペーン抜きの条件」で並べるのが公平です。
数字以外の比較軸としては、無料で試せる期間の有無、ドメイン無料特典の個数と条件、移行機能の有無の3つが実用的です。エックスサーバーは10日間無料お試し・ドメイン最大2つ永久無料・WordPress簡単移行と3つとも揃っており、「どれかに尖っている」というより欠点を作らない構成です。一方で、期間限定キャンペーンを適用しない通常月額どうしの比較では、他社の長期割引の方が安く見える場面もあります。
判断の目安は次のとおりです。
- 実績と安定重視、お試ししてから決めたい → エックスサーバー(10日間無料)
- 長期契約の月額を最優先 → ConoHa WINGの36ヶ月契約が有力。詳細はエックスサーバーとConoHa WINGの比較記事へ
- 返金保証で試したい → mixhostとConoHa WINGの比較記事で扱った30日間返金保証のmixhostも候補
どのサーバーを選んでも、月額1,000円前後という費用感は大きく変わりません。差が出るのは「迷っている時間」の方で、比較検討に1ヶ月かけるより、無料お試しで実際に触って1週間で決めた方が、記事を書き始める時期がそのぶん早まります。
注意点とよくある誤解
- キャンペーン価格には期限と適用条件がある(申込み画面で最終確認する)
- ドメイン永久無料は対象ドメインが決まっている(取得前に対象を確認する)
- 「XServerドメイン」は別サービス(サーバー契約の特典ドメインとは別物)
- サーバーの性能だけでは検索順位も収益も決まらない(記事の質が主役)
特に3つ目の「XServerドメイン」との混同はよくある誤解です。XServerドメインは単体のドメイン取得サービスで、サーバー契約の特典として付く永久無料ドメインとは別物です。サーバーを契約するなら特典ドメインを使えばよく、ドメインだけ欲しい場合にXServerドメインを検討する、という関係になります。
ブログ開設後の記事作成と収益化の全体像はAIブログの始め方の記事で解説しています。
迷ったらまずこれだけ
サーバー選びで何日も迷うより、10日間の無料お試しで実物を触った方が判断は早く正確です。お試しで確認するのは次の3点だけで十分です。
- 管理画面(サーバーパネル)の操作が自分にとって分かりやすいか
- WordPressのインストールが手順どおりに完了するか
- テスト記事を書いて表示速度に不満がないか
料金や特典などの数字・条件は時期によって変わることがあります。最新の情報は申込み前に必ず公式サイトで確認してください。


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